古典の日
2008年11月02日


その宣言を、京都国際会館で聞いてきた。
瀬戸内寂聴さん、ドナルドキーンさんの講演の後、
天皇皇后両陛下が御臨席なさった。
初めて両陛下を眼前にしたとき、
言い知れぬ感動があった。
日本人であること、そして、
日本を愛していることを確認してしまった。
舞台では、舞楽「青海波」「蘭陵王」が上演され、
主催者挨拶、文科省大臣挨拶のあと、
十二単を着た女優によって、
「古典の日」が宣言された。
時と所を超えて享受される古典を、
世界が揺れ動く今こそ学び、
心のよりどころとして、世界と心を通わせよう。と。

偉大な創作者である紫式部も、
まさかこんなにも長く人々に読み継がれるとは、
想像だにしなかったろう。
大事にしたいね。
伝えられるように、なりたいね。
千年紀の今、この式典に出席できたことを嬉しく思う。
式典の後は、母と合流して、
源氏ゆかりの地を巡った。
そう、スタンプラリーの続きである(笑)
この日は嵯峨野へ行った。
トロッコ列車の乗り場で、
スタンプ⑦<女三の宮>ゲット。
そして、野宮神社へ。
スタンプ⑧<六条御息所>
黒木の鳥居をくぐると、
そこは人であふれかえっていた。
大盛況。
お参りして、人力車に乗りこむ。

次に大覚寺へ。
スタンプ⑨<明石の君>
最古の人工池を観て。
遠くの紅葉に心癒された。
タクシーで清涼寺へ。
スタンプ⑩<光源氏>
ようやく源氏に会えたわ。
ここでは、仏像を見て回ったんだけど、
圧巻だった。
ここで日暮れ。
古典の日は、母と京都に一泊した。

午前の厳かさは消えてたけど

今日という記念日を、忘れない。
Posted by くみちょ at 23:29│Comments(0)
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