センター試験
2008年02月06日

高校時代の日記。
今の時期は、入試への気合と不安が綴られる。
シンジルココロが、ことばになってる。
・・・今よりずっと、自分に、人生に、向き合っていた気がする。
今年のセンター国語には、夏目漱石の『彼岸過迄』」が出題された。
昔なら、文体だけで抵抗を感じていただろうに、
今解くと、これがかなりおもしろい。
古典も、個人的には大好きな浅井了意だし、
典型的な怪談だったので心躍った。
わかる、解けると、なんて楽しいんだろう。ね。
積み重ねって、大事だなぁとしみじみ感じた。
一つ一つのことばが、はらりはらりと重なって。
だからこそ、今ならできる。
ことばとの戦いは、忍耐が絶対条件だけど。
重ねたことばは、力になるね。
無心
2008年02月06日

何も考えず、ただ振り下ろし、振り上げる。
その方が、きれいに遠くへ飛んでいく。
なんだか不思議だ。
懸命に考えて、フォームを直したりして、
よし!と気合を入れて打ったら…
たいがいカスったり。ゴロったり。
底辺を斜めに飛んでいく。
でも、
遠心力に任せて自然に、軽く振ってみると、
案外すっと、まっすぐ飛ぶ。
「力を入れて、力まない」
昔から、私の課題でもある。
リキんじゃうと、軌道がずれたり、不自然になっちゃう。
同じ「力」なのに。
「力を入れる」のは好印象。
「力む」のは悪印象。
ふしぎふしぎ。なんだかふしぎ。