夏の終わりに…
2008年08月31日

今日で夏休みも終わり。
私学適正だったから、
午前中は試験を受けてた。
そのあと、靖国神社へ。
軽く参拝してから、
行きたかった神社に行った。
それは、築土(つくど)神社。

「築土神社は940年(天慶3年)6月、関東平定後、藤原秀郷らの手で討たれ京都にさらされた平将門公の首を首桶に納め密かに持ち去り、これを武蔵国豊島郡上平河村津久戸(現・千代田区大手町周辺)の観音堂に祀って津久戸明神と称したのが始まりで、江戸城築城後の1478年(文明10年)6月には、太田道灌が江戸城の乾(北西)に当社社殿を造営。太田家の守護神、そして江戸城の鎮守神として厚く崇敬された。」
…今読んでいる本『QED~御霊将門~』に出てくるのだ。
だから是非足を運びたかった。
平成6年に改修され、
とっても奇麗な社殿になっていた。

首桶(→)は戦火で焼けてなくなったそうだが、
日本三大怨霊の一、将門ゆかりの社に参れて、
感慨深かった。
お昼を食べてから、
以前も行った東京大神宮へ。
相変わらず盛況だった☆
さらに、神楽坂毘沙門天へ。
堂内はとってもきらびやか。
狛犬じゃなくて、虎が左右にいるのが珍しかった。
そんなこんなの、
夏休み最終日。
この夏、一体どれだけの神社仏閣を巡ったことか…。
復習しなきゃ、思い出せない(笑)
並行して、
神社の縁起や日本の神々の裏歴史を書いた、
高田崇史さんのQEDシリーズも読んでたから、
なんだかマニアックな夏を過ごしたなぁ。
でも、単にお参りするだけじゃなくて、
その歴史変遷、悠久の人々の思いを汲み取るのは、
とっても大事だと思った。
明日からの仕事復帰には大いに不安があるけど

今度は有意義な秋を過ごせるように、
またひと頑張りするのだ!!
滋賀!!
2008年08月31日

アパホテルで朝風呂入って。
京都から、ちょっくら足を伸ばし。
滋賀・石山寺へ!
スタンプ⑥<桐壺更衣>
ここには、
紫式部が源氏物語を書き始めたという伝説がある。
そして今、千年紀ということで、
源氏夢回廊というイベントをやっているのだ。


そこに、なぜか…
「紫式部ロボット」がいた。
可愛い(笑)
動いて、しゃべってた☆
扇も出現するのだ。
おもろいな。なかなかやるね。
他にも田辺聖子展や、
天海祐希主演の映画「千年の恋」展など。
回廊には源氏関連のものが期間限定で展示される。
残念ながら、本当に悔しいことに、
豊浄殿で行われている紫式部展を、
展示替えのために見ることができなかった。
代わりにクリアファイルくれたけど。
これは今年中にまた来なければ。
宇治の源氏ミュージアムも、行くつもりだったのに、
今はリニューアル中で入れない。
冬にリベンジだな。
石山寺は、まさに山中にある。
入山して本堂までの階段がかなりキツい。
そこからさらにお堂を巡り、
紫式部の銅像を見て回ると、
まるで登山。
いや~よく歩いた。

一度下山して、
お昼は、蜆めしと鯉の洗いを食べて。
再び本堂へ登った。
本堂では、胎内仏の特別拝観をやっていた。
御本尊の仏様の中から、
さらに小さな仏様が4体発見されたそうな。
見るっきゃないよね。
しかも、その隣に、
紫式部「直筆」の大般若経が展示されていた。
すごい!!
千年前の筆!!
一文字一文字を、目に焼き付けた。

紫式部が源氏の構想を練ったという、
源氏の間も拝見した。
かの大作を描く様を思い浮かべながら…。
不思議な感覚だ。
石山寺は、西国三十三箇所巡礼の霊場だ。
第十三番。
御詠歌は、
「のちのよを ねがうこころは かろくとも
ほとけのちかい おもきいしやま」
巡礼をなさっている方が多く朱印をもらっていた。
かっこいーーー!!
いつか、霊場巡りをやりたい。
四国八十八箇所もやりたいけど、
この西国の方が歴史は古い。
まずは近畿地方から、だわ☆
そんなことを考えながら、
長く本堂内で過ごした。
午後は嵐山で源氏スタンプを集めるつもりが、
すっかり時間がなくなった。
でも、いい時を過ごせたからヨシ!
野宮や宇治はまた今度。
貴船も、また今度。
まだまだ京都は飽きないね。
後ろ髪を引かれながら、
東京に帰ってきた。
17日の広島から始まって、
長い長い旅が、終わってしまった。
鋭気を養い、二学期を迎える。
ただ…
休みなしに旅しまくってたので、
いつかこの疲れが出るのでは…と思うと、
かなりコワイネ(笑)
この夏休みは、本当に有意義だった。
こんなにイベント盛りだくさんな夏は初めて。
でも自分の中で、ゆっくりできる最後の夏だと思っていたので。
後悔はしたくなかった。だから。
思いっきり、楽しみまくったわ!!!
最高☆