横浜美術館☆
2008年09月10日

行ってきました!!
「源氏物語の1000年」展☆
学校終わってから行ったので、
到着が三時すぎてた。
でも、六時の閉館まで十分あると思った。
大間違い。
三時間、しっかり使い切って、
むしろ足りない位だった…
ガイド聞きながら、一つ一つしっかり鑑賞。
もーーー感激!!
石山寺の本で見た絵の実物とか、
塗料の禿げ方もはっきり見てとれて、
時の流れを感じさせた。
やっぱり、本物を見るって、必要。
全然印象が違う。
写本の読み方とか、もうすっかり忘れてて。
何書いてあるのかいまいちわからないのが悔しいけど。
筆の流れを見ているだけで幸せ♡
虫食いの跡も、素敵♡
…源氏の世界って、やっぱいいなぁ。
残念ながら、
国宝「紫式部日記絵巻」の展示が終わってた。
五島美術館で来月やるそうなので、行かなきゃ(笑)

横浜は、来週でまた展示替えがある。
さらに十月に入ってからも、展示替え。
カタログは購入したけど。。。
う~ん、何回か見に行きたくなっちゃう。
源氏千年紀で、
これだけ特集されて展示されるのって、
もうなかなかないと思うから。
チャンスを逃さないよう動くのだ!!
…と、そんなマニアな雰囲気を出しつつも。
実は、源氏を全部ちゃんと読んだことはない。
いくつかの帖を研究したのと、
授業で扱う部分のみの抜き読みと、
あとは、マンガとか、あらすじ

なってないよね。
まぁ、でも、
源氏の通読は、
私の、老後の楽しみの一つなのだ!!(笑)
一週間
2008年09月10日

夏休みが終わって、授業が始まって…
ようやく一週間。
なんか、毎日、
学校出るのが夜の九時なんですけどーーーー。。。
推薦入試が近づいて、
エントリーシートとか、志望理由書とか、
プレゼン対策とか、面接対策とか、
なんか、嵐のように頼って来ては、去る生徒。
使える教師は使ってくれればいいけども。
一人にトータル数時間、いやそれ以上かかるわけで。
さすがに自分の仕事がたまるたまる。
授業で扱ってる単元が源氏物語だから、なんとかなってる感じ。
マニアだからね。
準備なしでも大いに語れる(笑)
今年は、源氏物語千年紀だと言われている。
それは、『紫式部日記』の記述による。
寛弘五年(1008年)11月1日、
一条帝と彰子の間に生まれた敦成皇子の五十日の祝いが行われた。
その日の日記に続いて、
「局に、物語の本ども取りにやりて隠しおきたるを、
御前にあるほどに、やをらおはしまいて、あさらせたまひて、
みな尚侍の殿に、奉りたまひてけり。」
とある。
つまり、
紫式部が部屋に隠しておいた物語の本を、
彼女が彰子のそばにいる時に、
道長がこっそり忍び込んであさって持ち出して、
妍子(道長の二女)にあげてしまったというのだ。
この「物語の本」こそが、源氏物語であったといわれている。
初めて源氏が確認されるのが、この日記であるから、
今年が千年紀なのだ。
とりあえず、道長ヒドイよね(笑)
勝手に持って行っちゃった。
本当かどうかは、式部ちゃんにかかるのでわかんないけど。
日記で紫式部は、不本意な未完成品が流布したことを、
弁解したりもしてるのだ。
なんか、千年前の日記って、おもしろいよ。
まぁ、そんな熱いマニア魂は、
授業ではあまり出さないようにしている。
だってドン引きするでしょ(笑)
ちなみに、今日の生徒の一言。
「えーーー、光源氏って、男だったのーーー?」
…ええ、そうですとも。
マンガの絵は女みたいですが、男なんですよ。
よ~し、ここからっ!!
ちなみに、
明日は、横浜美術館へ行こうと思う。
源氏物語1000年っていう特別展を見るのだ!!